2009年4月28日火曜日

光学式エンコーダ

 ニコンは、超小型ACサーボモーター向けに一回転内の絶対位置情報を検出する小型の光学式エンコーダを発売した。軸の回転角度や回転数をデジタル量として検出するエンコーダは、モーターの位置や速度を検出して制御部に伝達するセンサーとして機能する。ニコンが今回発売したエンコーダ「MLC41」は、 14×20mmの取り付け面でモーターに装備でき、一回転中の位置情報を13万1072(17ビット:2の17乗)に分割して検出できるアブソリュート(絶対位置検出)型のエンコーダ。自動車製造ラインの産業用ロボットや工作機械などに利用されている。

 同エンコーダは、従来機種と互換性がある双方向のシリアル通信「ニコンAフォーマット」で制御器へ位置データを伝送できる。オプションで最大8台の MLC41を同一配線上に接続できる「バス接続」を利用することが可能。同エンコーダの大きさは幅14.0×奥行き20.0×高さ36.5mmで、-20~85℃の温度範囲で使用できる。価格はオープン。

0 件のコメント: